コラム

介護の魅力を発信し続ける協会をご存知ですか?

「人を育み 未来につながる 魅力ある社会をつくる」をスローガンとし、日本において介護とは何か、その在り方を考えながら提言し、介護の魅力を業界内外問わずに発信している「一般社団法人 日本介護協会」をご存知でしょうか。

 

これから介護現場で働こうと考えるのなら、この日本介護協会が行っている取り組みなどを知ると、より一層介護の現場で働いてみたい!と思えるはずです。

 

そこで、業界内外を問わず介護の魅力を発信し続けている日本介護協会が行っている取り組みや内容についてご紹介します。

 

介護現場はかっこいい!といわれることを目指して

介護の現場で働きたい!と高い志を持って働きはじめたのに、4人に1人は1年の間に離職してしまう傾向がみられます。

 

本当なら長く続けることができる職種であり、仕事の尊さや誇りを持ち、自分の価値を感じられる魅力があるのが介護職です。

 

もし夢や目標があるのなら、やりがいを持って働き続けることが大切です。そのためには、多くの方が介護の魅力に気がつくための取り組みも必要となるでしょう。

 

そこで、日本介護協会では、夢や目標を達成できる職種となるように、やりがいを感じながら働ける方が増えるように、そして、介護現場で働いているなんてかっこいい!といってもらえる業界になるように、夢を語るステージとして「介護甲子園」を企画し開催しています。

 

 

日本介護協会が行うその他の取り組み

他にも日本介護協会では、HPや公式ガイドブック、チラシ、メルマガなどの作成や発信を行う出版・広報業務、セミナー開催なども行っているようです。

 

特にセミナーは全国各地の色々な場所で開催されており、無料で参加できるためよい勉強の場とすることができるでしょう。

 

全国の介護職で働く方たちの情報を提供するため、季刊情報誌「介護応援隊」を年4回発行することも行われています。

 

全国の事業所で行われている取り組みや成功事例などが紹介されているので、今後、介護の現場で働きたいという方も読むと参考にすることができるでしょう。

 

介護甲子園が開催されている理由

介護職は一人で頑張らなくても、仲間と一緒に学び、成長し、続けていけば地域を元気にしていくことができるようになります。

 

そのような積み重ねが日本を元気にすることにも繋がれば、介護業界ってすごい仕事なんだ!と多くの方に感じてもらうことができ、介護現場で働きたいという希望者も増えていくはずです。

 

毎年、介護甲子園を開催し続けていくことにより、一人でも多くの方が介護に就くことに夢を抱いて働くことができる!と考えてられているようです。

 

日本介護協会が主催する介護甲子園

介護を行うことで日本を元気にしたいと考える全国の方が集まって開催するイベントで、介護業界で働く方が最高に輝ける場として提供されています。

 

全国からエントリーされた介護事業所の中から、独自の選考基準によって選ばれた優秀事業所が年1度、数千人の集う大会場に集まります。

 

開催されるステージでは、事業所が行っている取り組みや思いなどを発表し、イベントにおいて日本一の事業所を決める大会です。

 

日本一の事業所を目指してもらうために

介護業界で働く方たちが、自分たちが行っている介護について誇りを持つことができるように、そして介護現場で働く事はかっこいい事と憧れてもらえる職種であると感じてもらえるきっかけとなるイベントです。

 

介護甲子園は非営利を目的とした社団法人日本介護協会が運営し、介護甲子園をきっかけとして全国各地で生まれた、介護業界を皆で活性化しようとする取組みを年間通して支援します。

 

介護のすばらしさを再認識できる場として

学生や元介護職員、異業種の方なども積極的に介護甲子園に足を運ぶことになれば、情報提供により介護職のすばらしさを再び認識する気づきの場ともなるでしょう。

 

これまでの日常社会では、相手を負かすことが勝ち方の基準だったといえます。

 

しかし、介護業界は働いているスタッフの方たちが疲弊している状況にあるため、人との問題や、社会的地位の問題、制度など様々な悩みを抱えている状態です。

 

このような問題が解決に結びつくためには、介護業界全体が活性化されることが求められます。

 

そのためにも、介護甲子園に参加する事業所同士が共に学び、成長しながら一緒に成果を出すことができるように、介護現場で働く方たちが誇りを持って輝けるようにすることが必要です。

 

相手を負かすのではなく、お互いに学び合って成長し合えるイベントであることが大きな特徴であるといえるでしょう。

 

もし介護現場で働くのなら日本一の介護サービスを目指してみては?

2019年2月には、インテックス大坂で第8回介護甲子園決勝大会が開催され、在宅部門と施設部門、それぞれ3事業所ずつの参加となったようです。

 

もし介護現場で働くのなら、このようなイベントへの参加を目指すなど、日本一の介護サービスを提供できることを心掛けていきましょう。

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